DQコンサートレポ(2011年京都編)

はい、では毎年恒例、京都のDQコンサート！　行ってまいりました！

今回は友人を一人強引に巻き込んで誘って行ってきました。

長いので折りたたみます。

去年は食事してからだったのですが、諸事情によりコンサート→食事の順に行くことに。

京都コンサートホールよ！　私は帰ってきた！

去年と打って変わって、今年は日差しがきつかったです。しかも暑い。盆地だから熱がこもるんですよね。

中に入ってみると、祝福の花が届いていました。

スクエニだー！　公式公認コンサートなんですね。

ロビーを見渡すと、いるわいるわDS片手にしている人がｗ

誘って来た友人はなんと！　いつの間にかDQ9買ってたので(貴方メジャー物はやらないって言ってたじゃないですか…)、ここぞとばかりにすれ違うといいよーとアドバイス。もちろん私も持ってきてましたよ。最近はイベントとコンサートのメッセージ交換の要素の方が強いですね。嫌がらせでダークドレアムLv99の地図を配っておきました(お前…)。

今年は「交響組曲ドラゴンクエスト4～導かれし者たち」。曲目は以下のとおり。

第1部

• 序曲
• 王宮のメヌエット
• 勇者の仲間たち
  (間奏曲～戦士はひとり征く～おてんば姫の行進～武器商人トルネコ～ジプシー・ダンス～ジプシーの旅～間奏曲)
• 街でのひととき
  (街～楽しいカジノ～コロシアム～街)
• 勇者の故郷～馬車のマーチ
• 立ちはだかる難敵

第2部

• 恐怖の洞窟～呪われし塔
• エレジー～不思議のほこら
• のどかな気球のたび
• 海図を広げて
• ピサロ～ピサロは征く
• 謎の城
• 栄光への戦い
  (戦闘～邪悪なるもの～悪の化身)
• 導かれし者たち

いつもの通り、すぎやま先生登場と同時に序曲演奏。毎度の事ながら心の底から感動で震え上がります。

そして毎度お約束のいいまつがえｗ　一通り挨拶した後、「では作曲…じゃなかった、さっそくですね」それは先生のお仕事です。んもうおちゃめさんなんだから(´ω｀*)

2曲目と3曲目を演奏し終わった後、先生がコンサートマスター(テライケメンで背も高かった。面食いなら即刻食いつきそうｗ)に「好きなキャラは誰ですか？」ときかれて、「トルネコです！」との答えに吹いたｗ　トルネコ人気あるなｗ　さすがスピンオフ出演しただけのことはある。

その後の先生の台詞なんですが。

「DQ4をプレイしている人が、4、30代になって必死に働いている。まるでトルネコが商人になるために働いているようですね」

「トルネコのすごい所は、そうして稼いだお金で大陸をつなぐトンネルを掘っちゃう。自分の努力の結果を、人の役に立つものに使う。それが、トルネコのすごいところだなー、と僕は思うんです」

そういえばそうだよなあ。挙句には私財投じて勇者のために船まで作っちゃうし。

「先日起きた東日本大震災。仙台にも交響楽団があるんですが、被災した人がいたり、公演が中止になったりと、苦境に立たされているんです。ですから皆さん、今日は小トルネコとなって、仙台の交響楽団のために募金に協力してくれれば嬉しいです」

「日本赤十字に(ry」じゃなく、募金先を明確にしている辺り、本当に先生はオーケストラが好きなんだなあ、と思った次第です。

そして今度は街でのひととき。

個人的にコロシアムはビープの3和音がデフォなので、フルオーケストラだと前面から音がブワッと来る感じがして、すごく壮大。特に控え室から闘技場へ入る瞬間がもう最高。感動して一人涙してました。こんなとこで泣くやつは私しかおるまいｗ

その後、少しのお話の後は2曲連続。待ってました「勇者の故郷」！

冒頭から既に涙腺崩壊状態でした。「馬車のマーチ」への繋ぎのハープがもう！

次曲の「立ちはだかる難敵」は…なんだ。移植からの追加曲なのでそれほど(ヲイ！)。

丁度涙が乾いたところで休憩。

第2部は全曲続けての演奏でした。

「エレジー」は5章最初のあのイベントが脳裏をよぎって、最初からボロ泣きしてました。

そして「のどかな気球のたび」。…プレイ当初から思ってたんですが、なんか曲調的に「のどかな」という表現が合わないような…ｗ　最初の1ループは吹奏楽担当の方が頑張ってくれてました。

「海図を広げて」はDQ9でもおなじみですね。やっぱり4の船曲は好きだー！

ピサロのテーマも移植版からの追加ですが、穏やかな曲調で始まり、途中からガラッと雰囲気を変えての転調で、「ロザリーの恋人」であると同時に「魔族の王」でもある彼らしい曲でした。

「栄光への戦い」は最初からテンション上がりますね！　例によって私は5章最初の(ry

そして最後の「導かれし者たち」！　ラスボス戦曲の後のこの曲はもう涙腺崩壊です。個人的に、原曲で流れていた尺稼ぎの各キャラテーマを入れた方も好きなんですよね…。オーケストラでまた書き起こしてくれないものかしら。

…と、あっという間の2部終了で、拍手喝采！　そして例によってアンコールに応える先生。

「今年は、ドラゴンクエストが誕生してから25年。ドラゴンクエストシリーズは25歳。制作チームも25歳。作曲している僕も25歳…という訳にはいきませんが(笑)」

ですよねー御年80歳ですしｗ

そんなわけで、アンコールは原点に戻ってDQ1の「フィナーレ」！

これは本当に不意打ちでした。演奏の最初からもうボロ泣き。多分DQのED曲の中で一番短い曲なんですが、「ドラゴンクエスト」という作品が世に出されて初めて聞けたED曲。もうそれだけで素晴らしいチョイスです先生。確か一旦打ち切られたアニメ版DQの最終話でもかかってましたね。

会場は更に盛り上がって拍手喝采！　外国ならスタンディングオベーションしてるでしょう。

その中でのアンコール第2弾！「曲名は…言わない！」先生いじわるしないでくださいｗ

まあ言わずともわかるでしょう。DQ9の「序曲」！　やっぱり「序曲」で始まり「序曲」で締めるんですね。あと、最古のEDと最新のOPの組み合わせなんて！　卑怯だ！(※褒め言葉です)

…という訳で、大好きなDQ4のコンサートは大盛況で終わりました。

終わった後で募金兼先生との握手会があったのですが、私ら夫婦はもう2回もしてるし、友人もあまり乗り気じゃなかったので、募金だけしてきました。

募金した後で、例の背の高くてカッコいいコンサートマスターの人が募金箱抱えて募ってました。しまった！　そっちに募金すればよかった！　と密かに舌打ちしたのは内緒ですｗ

…ただ、演奏で少し言わせてもらうとするなら。

「楽しいカジノ」のソロトランペットは音外すし、「勇者の故郷」のタンバリンはリズム遅れてるし…。お金を払って演奏する「プロ」としては、もう少ししっかりしてほしいなあ…と思いました。

さて、帰るか…とエントランスに向かうと、どじゃぶりの雨がΣ(ﾟдﾟlll)

しばらく待っていたら小降りになってきたので、その間に駅まで移動。持ってた傘が日傘だったのでどうなることかと思いましたが…よかった。

と、言うわけで。

次はご飯というかパフェ目当てで河原町に向かい、去年も行った「茶寮都路里」へGo！

…のはずだったのですが、私が方向勘違いして真逆に向かっていってたのと、慣れないヒールサンダルなんて履くから水脹れが出来まくって牛歩のごとき歩きだったので、着くまで相当時間かかりました。二人とも申し訳ない。今は無き阪急を目印にしていたから混乱していたんだ…｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

去年は改装工事中の仮店舗だったのですが、今年はリニューアルオープンしていて、例によって列が出来てました。新しくしたのは基礎と内装だったのか…。ウェイティングルームとか椅子とかが新たに設置されて並びやすくなってたり、面積広げて多く入れるようにしているのかと思ったんだぜ…。

まあお茶の時間はとうに過ぎていたので、30分位で入れました。晩御飯に皆は茶ソバ、私は茶うどんを注文しました。

しっかり抹茶の味がして、それが甘めのつゆによく合ってんまーい！

こちらは茶ソバ。麺の太さが違うだけ…じゃなくて、ちゃんとソバ粉も入ってました。

その後は皆お待ちかね、パフェの登場です！

私が頼んだのは抹茶カステラパフェ。毎度毎度ほうじ茶カステラパフェと玄米茶カステラパフェと悩むんですが、抹茶欲には勝てませんでした…。これもんまーい！　抹茶クリーム最高！

お土産に抹茶カステラとほうじ茶カステラと抹茶ラテを買ってきました。ここぞとばかりに、割引クーポンをどっさり出す私。まあ、枚数多くても金額的には300円くらいだったんですがｗ

相変わらずパフェもカステラもアイスもお茶も美味しかったです。ご馳走様！

店名

茶寮 都路里 祇園本店

住所

東山区四条通祇園町南側 573-3 祇園辻利本店 2階・3階

TEL

075-561-2257

営業時間

平日：10:00～22:00(L.O. 21:00)
土・日・祝：10:00～22:00(L.O. 20:30)

ホームページ

http://www.giontsujiri.co.jp/saryo/

始発の阪急河原町まで戻って梅田まで。

って。帰ってきたら梅田がとんでもないことになってるーーー!!　Σ(￣□￣;

estが大雨の為に早期閉店とか、あちこちに土嚢が詰まれるとか、壊れた傘が放置されるとか…一体京都に行っている間に大阪に何があったんだ…。

…と、ともあれ、帰る頃には雨があがってました。タイミング良すぎ！　お疲れ様でしたー。

早くも、来年夏の公演予定がアンケートの上に書かれていました。来年はどのシリーズになるんでしょうね。未だ情報が出ないDQ10か、DQ9か、それ以外か…。

…7？　ごめんあんまり曲覚えてない(お前…)。