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根が深い病

Aboutにもあるとおり、現在私は病気療養中です。

その病気というのは、最近よく耳にする『うつ病』というやつです。

うつ病で休職してた人が不況になった途端に復帰したとか、うつ病偽装とかいう話を聞きますが、本当のうつ病の人は、本当に、本当に、心がずっと痛いんです。

今日まで色々あったけど、それを整理して、これからの自分のプラスになればと思って、ちょっと書き綴っていこうと思います。

ただの回想録兼自分語りなので、そんなもん見たくないって人はご遠慮くださいね。

自殺願望自体は、中学の頃からずっと抱えていたんですけどね。一部友人にそんな話をしたりもして。

でも、それは結局恵まれている自分に気づかないだけで、何か楽しいことをすればすぐに忘れられる。そんな程度の願望でした。

今考えればそれはうつの兆候で、もっと自分に気をつけていればよかったと思います。

悪化したのは、3度目の転職をしたくらいから。

社内SEとして働いていたんですが、人に言うことと自分がやっていることが伴わない上司に叱られる日々。社内の方からはパソコンサポートセンター扱いで更に仕事が倍増。こっちはよくてあっちはダメという理不尽な設備投資。要望書を何度けっぽられたかもう数え切れない。

それでも、どんな時でも笑顔で頑張らなきゃ。学生の頃の私は自分勝手で空気が読めない子で、それが原因で周囲からつまはじきにされてきてたんで。自分の感情は殺して、笑顔で、頑張って頑張って頑張って。

そんな状態で10ヶ月近く働き続けて、ある日通勤電車の中で、会社の最寄り駅が近づくたびに動悸が激しくなって、呼吸が苦しくなって、どうしても降りられなくて、そのまま乗り過ごしてしまったことがありました。

その時、私の中でホッと安堵したのと同時に、会社に行きたくないという出社拒否症状が出始めました。

同時に、叱られて自責の感情があふれ出て止まらない時には、トイレに駆け込んで持ち込んだカッターナイフで自分の腕を切ってました。その傷は最初は怖くて痛くてかすり傷程度だったものが、だんだん深くなってきて、いつしか私の左手首は切り傷だらけ。傷が消える頃にはまた新しい傷が。血を流して制服を汚すのは嫌だったので、血がしたたり落ちるまでは切らないように加減して。

そうして他人に出せない感情を自分の体を傷つけることによって昇華させて、それでも頑張ってました。

結局その会社はそれから1ヶ月後にさっさと退職してしまったのだけれども。

荷物まとめて会社を出て、迎えに来たクマ様(当時はまだ彼氏)の車に乗って、流れていく夜景を見ていたら、涙が出そうになって、それでもこらえてて。

察したツレが夕飯食べる予定の飲食店の駐車場で車止めて、胸を貸してくれて。

思いっきり、泣きました。

会社を辞めて得られたのは、自由と引き換えに、とてつもなく大きな自責感情。

派遣の期間が切れて転職活動してて、一生懸命頑張りますって言っていた自分。一生懸命頑張ってた自分。それなりに評価してくれた会社。それなのに、その期待に応えられずに逃げ出してしまった自分。入社してから自分の会社への貢献が、まだまだまだまだまだまだ足りない自分。

こんな自分を見込んで、雇ってくれたのに、私、まだ会社に何も返せてないよ。

期待しているって声をかけてくれたのに、その期待に応えることが全然できなかったよ。

自分を責めて責めて責めて…泣いても泣いても、その感情が消えることはありませんでした。

会社をやめて1ヶ月は、もう立ち上がる気力さえなくなって、ほとんど寝たきり状態の生活に。会社を辞める前くらいから病院に行き出したので、薬が処方されるようになって、少しずつ楽になってきました。

それでも、普通に立って歩いて、普通のご飯が食べられるようになるまで3ヶ月かかりましたけどね。

それから1ヶ月もしないうちに、以前派遣で行ってた会社から声がかかったので、またそこで働き始めました。

長くなったので、とりあえず今日はここまで。続きは気が向いたらまた。

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