- 2010-10-01 (金) 18:38
- うつ病日記
…とか言ってたら最高気温30度とかナニコレ。先日までの寒いまでの涼しさはどこへ消えたんだー!!
そして私の鬱治療を始めて1年が経ちました。
その間に色々ありましたホントに。DVに失踪に自殺未遂に昏睡状態に絶縁騒動(笑えねえ)
気分的なものとしては、諦めの精神がついたことくらいですかね。
一日中家にいるんだから家事しなきゃ「いけない」みたいな強迫観念みたいなものは薄れつつあります。
傍から見たらただのダラけ主婦なんでしょうけどw
以降回想録。長いので折りたたみます。
思えば、一年前はなんでも「私がやらなきゃ『いけない』」っていう強迫観念がすごく強かったです。家のことにしろ、仕事のことにしろ。
その最後のとどめが会社内の人間関係で、中立的立場に居る「私」がなんとかしないといけない。そこに次長さんと2人で仕事する日があったので、その日のお昼に双方の見解を交換し合って、その次の週には無事解決に至った訳ですが。
そこから、もう何も動けなくなった私が居ました。
とにかく全てに追い詰められている感じがして体が動かなくなって。早く帰ってきてるのに旦那に家事をやらせている自分を更に責めて。
こんな私なんて、消えてしまえ。
いっそのこと、死んでしまえ。
死ね。
死ね。
自分の中からそういう感情が次から次に沸いては出てきて、リスカにOD、どれだけしたかもう覚えてません。その頃の記憶自体があいまいだったので。
ただ、覚えていることといえば。
今通っている精神科の先生に会う前、別の精神科の先生の所で受診したんですよ。今の先生がすごく評判がよくて、1ヶ月近く待たないと予約が取れない状態だったんで、とりあえず別のところに行こう、ということで。
そこで、私は先生に、
「つい自分を責めてしまうんですけど、どういう風にしていけばいいんですか?」
と尋ねました。
返ってきた答えは、
「はあ? そんなの、自分で考えてやるしかないでしょ?」
愕然としました。
その方法がわからないから、聞いているのに。
その受診の後、確実に鬱が悪化しました。
「判らないから先生に訊いたのに、自分で考えろったって全然思いつかない私は、もう本当に先生の手を煩わせるようなダメ人間なんだ」
目の前にある大量の薬。それを一気に酒で流し込んで、いっそ死ねたら楽になれるのに。
現実から目を逸らすように、ODをし、薬が抜けた後はDQ9を作業的に黙々とやっていました。
で、今の先生に出会ったわけなんですが、また前みたいに拒絶されるのではないか。それが怖くて、待っている間ずっと俯いて、旦那の手を握って震えている私がいました。
その時に持っていったお薬手帳を見て、先生は
「あー、この処方じゃ鬱は治らないよ」
はっきりと言ってくれました。
そして、待合室での私の様子を見て、これは尋常ではないことをすぐに察知したそうで、すぐに投薬での治療を始めました。
それから1年。
天候に左右されたり、体がだるくて動かない日もありますが、まあ、なんとか生きています。
鬱は、振り子のようなもの。いい時と悪い時があるのが当たり前で、いい時に無茶すると悪いときが悪化するから、ほどほどでいいんだと「諦める」ことが大事。
先生にそう言われてます。
だからまあ、気長にこの病気と付き合っていくしかないんだな。今はそう思います。
いつ薬が手放せるかも判りませんが、薬の治療のおかげで1年前よりは確実によくなってます。
だから、鬱は立派な「病気」なんです。
もし自分で死にたいと本気で考えてしまったら、それは「鬱という病気」が言わせていることだと考えられるんです。かぜをひいたときに出る、咳や熱と同じものだと。
効き目がなかったり、逆に悪化したら、それは薬が合ってないだけ。別の薬だと、よく効く可能性もあります。そういうことも含めて、お医者さんに相談してください。
お互い治療を続けて、少しでも楽に生きられるようになればいいですね。