2010-07-03

今日は、仕事の合間に休憩に来たクマ様から、また新しいケーキを見せてもらいました。

以前紹介した「くまさんケーキ」の白熊バージョンです。その名も「しろくまさんケーキ
」。

そして恒例のコレも。

クマがクマを食べてます。後ろの人はキニシナイ方向で。

いつも食べてるくまさんケーキはチョコベースなんですが、こちらは生クリームベース、中身はカスタードでした。一口もらいましたが、美味しかったですよー。

閑話休題。

長年神奈川で一人で暮らしていた祖母が、大阪に来ることになりました。しかも、実家の斜め向かいの家に。

家の本契約のために7日に迎えにいくので、私も同行することにしました。

というのも、今の祖母の家を写真で撮っておきたい、というのがあるんですよね。

昔はいろいろと厳しかったので、もう一人の祖母の家に行くことが多かったのですが、中学生になってそれが愛情なのだとわかってきてからは、こちらに来ることが多くなりました。クーラーを効かせた部屋で宿題やりながら高校野球見てたり、外の草抜きを手伝ったり、趣味の畑仕事手伝ったり、朝早くに夏と冬の祭典に散歩ついでに送ってもらったり(ヲイ)と、色々な思い出がつまってます。

そして、喜寿を目前に亡くなってしまった祖父の思い出も詰まってます。亡くなった後はワープロや金時計を形見に頂いたり、PCを設置したりと。祖父が使っていた、普段は蓋で閉じていて、開くと蓋が机になるタイプの机があるんですが、アレを開くたび、祖父がそこに座っていた記憶がよみがえります。そして、開いたときに感じる匂いが、祖父のそれなんだなあとつくづく実感できます。

あの家には、いろんな友人を招きました。一部祖母が気分を害した友人もいましたが、基本的に礼儀正しい友人ばかりなので、祖母は本当に色々ともてなしてくれました。

今年に入ってからも、A☆I☆BOと鎌倉見物の際にお世話になったし、本当にいろんな思い出が詰まってます。

でも、それももう今年で終わり。家は売り払って、いらない物は処分して、こちらに越してくるということです。

確かに、物忘れが激しくなってきて目が離せなかったり、イザという時にすぐに駆けつけることが出来なかったりするし、姉が帰省した時に孫に会える等利点の方が大きいので、それに異論を唱えるつもりはないです。

だけども、もうあの家に戻れなくなる。それだけで、なんだか寂しくて、泣きそうになります。

長い時間を祖母と共に過ごしてきた家。せめて、それを写真という形で残しておきたい。その為に、向こうに行って、たくさん写真を撮ってこようと思います。

家だけじゃなく、景色、畑、公園、日々お世話になったスーパー、郵便局、そして鎌倉へ通じる道、バス停。本当に、いろいろ撮って、「サヨナラ」してきます。

おそらく、来年にはもうそこは別の人の家になっていて、私も行くことが全くなくなってしまうでしょう。

でも、あの家で過ごした日々は、私は絶対に忘れません。その日々を作ってくれた祖母や父母に、ありがとうと言いたいです。そしてあの家にも、ありがとうと言いたいです。